ボードゲーム


アフリカやアジアのいろいろな国に、2列または4列の穴のある盤とコマで遊ぶゲームがあります。
ルーツは紀元前にさかのぼるといわれていて、その名前、形、そしてルールはさまざま。ガーナでの遊び方のひとつをご紹介します。

用意するもの

ゲーム盤・・・6個×2列の穴があいたゲーム盤**

コマ・・・48個(豆や小石など)

遊ぶ人数・・・2人

ゲーム盤の6個の穴の辺を前に、相手と向かい合って座ります。
手間の6個が自分の陣地です。全部の穴に4個ずつコマを入れます。

先攻を決めます。

先攻は、自分の陣地のどれか1つの穴から4個のコマを取り、
1つの穴に1個ずつ反時計回りに配っていきます。
下のようなルールで続けます。

最後の1個を配る穴に−
a. コマが1、2、4個以上あったら・・・配るコマと入っていたコマを一緒に取り、
続けて同じように1個ずつ配っていきます。
b. 空だったら・・・最後の1個を入れて、相手と交代。
c. 3個あったら・・・合わせてちょうど4個になったコマを全部取り出して、
自分のコマ入れにおき、交代します

途中で、配ったコマを合わせて4個になる場合−
a. 自分の陣地だったら・・・自分のもの。取り出して自分のコマ入れにおきます。
b. 相手の陣地だったら・・・相手のもの。相手がそのコマ入れにおきます。
ただし、最後の1個の場合は、自分のもの。
後攻も、自分の陣地の、2個以上コマが入っている穴の1つからコマを取り、
反時計回りに配っていきます。交互に行ないます。
どちらかの側のこまが、どこも空または1個で配れなくなったら、終了です。
取ったコマを数えます。多い人の勝ちです

* マンカラ(エジプト)、オワレ(ガーナ)、ガバタ(エチオピア)、バオ(タンザニア、マラウイ) など。
**卵のケースを利用したり、段ボールで作った盤でも、また紙に丸を描くだけでも楽しめます。